カウンセラから見た結婚できる人(5.究極の質問と選択)

結婚相談所の男性会員が、成婚間近の女性会員に究極の質問をされて、回答に窮することがたまに発生します。

ときどき、男性会員から困ったと相談を受けるものです。

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どちらを選ぶのよ!

その究極の質問とは、私(彼女)と〇〇のどちらを取るのよ。というものです。

この〇〇が軽いものであれば問題がありません。例えば、私と貴男の好きな服のどちらと言われたら、間髪入れず貴女と答えられると思います。

また、私と貴男の愛車のどちらかと聞かれたら、少し躊躇しながらも貴女と答えられると思います。(本心でなくても)

しかし、次の質問からは大変難しくなってきそうです。

 

私と貴男のお母さんと聞かれたら、これはどちらを選んでも無傷ではいられないような質問です。どちらも大切ですから、白黒付ける問題でもないような気がします。

さらに、私と仕事のどちらと聞かれたら、即答できる男性がどれだけいるでしょうか。貴女を選んでしまい失業しても困るし、仕事と答えたら大概の女性はそこで縁が切れてしまいそうですし。この質問も無傷ではいられないようなものです。

 

世の女性にお願いですが、なるべく私と貴男のお母さんとか、私と仕事のどちらとか、どちらを選んでも無傷でいられないような2者択一の質問は勘弁してやってください。最近の男性は繊細な人が多いので。

 

男性を追い詰めないないように、このような問いに変えてみてはいかがでしょうか。

例えば、貴男のお母さんも大切でしょうけど、私のことはそれ以上に大切にしてね。

仕事も大切でしょうけど、私のこともそれ以上に大切にしてね。と言われたら大概の男性はハイと即答できると思います。

 

不運にも二者択一の質問を受けてしまった男性の答え方としては、自分の母も大切だけど、貴女はもっと大切だよ。仕事も大切だけど、貴女はもっと大切だよと、一方を切り捨てずにどちらも大切だと言ってみてはいかがでしょうか。

 

秦野の結婚相談所 佐藤