カウンセラから見た結婚できる人(5.究極の質問と選択)
結婚相談所の男性会員が、成婚間近の女性会員に究極の質問をされて、回答に窮することがたまに発生します。
ときどき、男性会員から困ったと相談を受けるものです。
その究極の質問とは、私(彼女)と〇〇のどちらを取るのよ。というものです。
この〇〇が軽いものであれば問題がありません。例えば、私と貴男の好きな服のどちらと言われたら、間髪入れず貴女と答えられると思います。
また、私と貴男の愛車のどちらかと聞かれたら、少し躊躇しながらも貴女と答えられると思います。(本心でなくても)
しかし、次の質問からは大変難しくなってきそうです。
私と貴男のお母さんと聞かれたら、これはどちらを選んでも無傷ではいられないような質問です。どちらも大切ですから、白黒付ける問題でもないような気がします。
さらに、私と仕事のどちらと聞かれたら、即答できる男性がどれだけいるでしょうか。貴女を選んでしまい失業しても困るし、仕事と答えたら大概の女性はそこで縁が切れてしまいそうですし。この質問も無傷ではいられないようなものです。
世の女性にお願いですが、なるべく私と貴男のお母さんとか、私と仕事のどちらとか、どちらを選んでも無傷でいられないような2者択一の質問は勘弁してやってください。最近の男性は繊細な人が多いので。
男性を追い詰めないないように、このような問いに変えてみてはいかがでしょうか。
例えば、貴男のお母さんも大切でしょうけど、私のことはそれ以上に大切にしてね。
仕事も大切でしょうけど、私のこともそれ以上に大切にしてね。と言われたら大概の男性はハイと即答できると思います。
不運にも二者択一の質問を受けてしまった男性の答え方としては、自分の母も大切だけど、貴女はもっと大切だよ。仕事も大切だけど、貴女はもっと大切だよと、一方を切り捨てずにどちらも大切だと言ってみてはいかがでしょうか。
秦野の結婚相談所 佐藤
カウンセラから見た結婚できる人(4.お見合いで男性はこんなところを見られている)
お見合いで、女性は男性のどんなところを見ているのでしょう。
相談所の女性会員に聞いてみたところ、男性としてはそんなところまで見ているのと顔をしかめてしまいそう。
【お見合いで男性のどこを見ているか】
1位、鼻毛が出ていないか。
2位、髪は清潔に手入れされているか。
3位、ヒゲの剃り残しはないか。
4位、耳毛が伸びていないか。
女性は、お見合いで男性のこんなところを見ていることが分かりました。男性としては油断できないですね。
鼻毛、髪、ヒゲまでは男性は気をつけていると思いますが、耳毛までは意識がいっていないのではないでしょうか。
特に、男性は年齢が高くなるにつれ、なぜか耳毛が伸びてくるのです。若い時はまったく無かったものが。しかも、耳毛は切ったり剃ったりするのがめっぽう難しく放置しがち。
昔は、お見合いの時の女性はふしめがちに男性の顔をよく見ないといったイメージですが、今はつま先から頭まできっちりチェックしています。男性としては油断なりません。
女性は、男性に清潔で爽やかな感じを求めているようです。男性諸君はくれぐれもご用心ください。
秦野の結婚相談所 佐藤
カウンセラーから見た結婚できる人(3.素直さと他責)
結婚相談所に入会される方を見ますと、大きく分けて「素直な人」と「他責な人」に分かれるようです。
さて、どちらが成功(成婚)する確率が高いのでしょう。
今までの会員さんを見ていると、同じ失敗を繰り返している人がいる一方で、1回の失敗を経験して、その失敗を相談し同じ失敗を繰り返さないように手を打つ人がいます。
まず、同じ失敗を繰り返しても懲りない人は、他人に相談しませんね。それで、また失敗を繰り返します。
一方で、1回か2回失敗して、なぜかなと相談にくる人は、次は意識して同じ失敗を繰り返さなくなります。
婚活は、人と人との関係のため、より複雑になります。失敗の原因が、こちらにあるのか先方さんにあるのかよく分からないことも多いと思います。
「素直な人」は、まず失敗の原因を自分で考え、さらに相談所で経験上の話など聞き対策を考え、次は改めていきます。
一方、「他責な人」は、失敗の原因はすべて相手側にあると譲りません。当然、失敗の原因など考えたりしませんので、相談もしません。
ここまで来ますと、どちらが成功(成婚)するかはお分かりいただけると思います。
自分の失敗の原因には、意外と自分では気付かないもののようです。気付けば同じ失敗をしないものですが、よく同じ失敗を繰り返すのが、人間ですので。
秦野の結婚相談所 佐藤
カウンセラーから見た結婚できる人(2.欠点探しの名人)
今回はなかなか結婚できない人について。
容姿も良く、経歴も良いのに結婚できない人をよく見かけます。独身主義者でもないのにどうして?
自分以外の他人の良いところを見つけることが苦手な人かもしれません。この人には、こんないいところがあるのかと気付くより先にこれもダメ、あれもダメと欠点を見つけてしまう人。
どんな人にも良いところ、優れているところがあるものです。それに気付ける人は結婚へと進んでいくと思います。
なかなか気づけない人は、毎日会う人の良いところを意識して見つける癖をつけると良い方向に向かって行くと思います。
秦野の結婚相談所 佐藤
カウンセラーから見た結婚できる人(1)
神奈川県秦野市の結婚カウンセラーの佐藤と申します。
カウンセラーから見て結婚できる人をテーマにしたいと思います。
男女に限らず、相手の良い面、優れた面、可愛いと思う面を1つだけでも見つけ、そこに惚れることができる人が結婚できる人のようです。このことは、簡単なようで難しいことですが。特に相談所にこられる方は、異性のプロフィールをまず見て比較するところからスタートしますのでなおさらいろんな条件にこだわりを持ってしまいます。
通常、恋愛ではその人の年収や社会的な地位、学歴などが自分の条件に合っているから恋しましたということは、あまりないと思います。なにか1点でも気に入ったところがあり、そこに惚れて恋愛してしまいます。その惚れた点が、一生涯変わらないものであれば、生涯の伴侶となることでしょう。
しかし、ほれた点がその人の年収だという場合は、定年離婚や転職離婚となって無残な結果となります。
ほれる、ほれた点は内面的なものやその人自身に身についているものでないと時間経過や社会事情で変わったり消えたりします。
結婚できる人はどんな人か、あれこれと相手に求める条件を並べず、1点だけでも惚れたというところを見つけれる人ですね。そして、惚れた点が時間経過や社会事情の変化でも変わらないものであるとさらに生涯の伴侶となると思います。
秦野の結婚相談所 佐藤